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ひとつの口座からFX、株式デリバティブ、ゴールド、原油などを取引しよう。
オーバーナイト・ポジションには、ロールオーバーによるスワップ金利が発生します。FX銘柄の場合、プラスのスワップとマイナスのスワップのどちらが適用されるかについては、保有しているポジション(ロングかショート)および取引している通貨ペア間の金利差の双方が作用します。株式および株価指数の場合、プラスとマイナスのどちらが適用されるかについては、保有しているポジションがショートであるかロングであるかによって異なります。
ロールオーバーによるスワップ金利は、現物銘柄にのみ適用されます。期日がある先物商品に関しましては、オーバーナイト費用は発生しません。
ロールオーバーとは、未決済ポジションの決済日(つまり、執行された取引が決済されなければならない日)を延長するプロセスです。FX市場では、すべてのスポット取引は2営業日後に決済しなければなりません。決済とは、通貨の現物引き渡しをいいます。
しかし、現物引き渡しは証拠金取引では発生しません。したがって、すべての未決済ポジションは毎日その日の終わり(GMT22時)に決済され、翌取引日に再度開かれなければなりません。これにより、決済がもう1取引日延長されます。この方法をロールオーバーといいます。
ロールオーバーはスワップ協定によって実施されており、トレーダーには債権・債務(損益)が生じることになります。XMTradingは未決済ポジションを閉じてから再開することはせず、夜間に保留されたポジションに対しては、現行金利に従って、お客様の取引口座の借方または貸方にロールオーバーを計上します。
XMTrading は、毎日の銀行決済締め切り時刻であるGMT22時以降に建てられた全てのポジションに対し、競争力のあるレートにてお客様の取引口座の借方または貸方にロールオーバー金利を計上します。
市場が閉鎖される土曜日と日曜日にはロールオーバーはありませんが、銀行においては週末も保有ポジションに対する利子が計上されます。こちらの埋め合わせをするために、 XMTradingではFXおよびスポット金属商品(ゴールドとシルバー)に対しては水曜日に、また現物株価指数、現物エネルギー、株式の各商品に対しては金曜日に、それぞれ3日分のロールオーバーを適用しています。
FX銘柄とスポット金属のポジションに対するロールオーバー金利は翌2営業日(約定日の翌営業日と翌々営業日)の金利にて算出され、これにはオーバーナイトポジション保有のXMTrading の手数料も含まれます。 翌2営業日 のレートは XMTradingが決定するものでは なく 、ポジションが建てられている通貨ペア間での金利差により求められます。
例:
USDJPYを取引している場合の翌2営業日のレートを以下と仮定します:より一般的に表すと、以下の算出式となります:
ここでの+/- は、対象の通貨ペアの両通貨間のレート差によって決まります。
*金額は主軸通貨の通貨ポイントで算出されます。株式および株価指数のポジションに対するロールオーバーレートは、その株式や指数の基礎となるインターバンクレートによって決まり(例えば、オーストラリア上場株式の場合、短期貸付向けのオーストラリアの銀行間金利となります)、ロングポジションとショートポジションそれぞれに XMTradingの手数料が上乗せされます/差し引かれます。
例:
Unilever(イギリス上場株式)を取引すると仮定します。イギリスの短期インターバンクレートが年率1.5%である場合、オーバーナイトのロングポジションの計算は以下になります:より一般的に表すと、以下の算出式となります(以下に表示されている一日のレートにて):
ここでの +/-は、銘柄に対してショートポジションを建てたのかロングポジションを建てたのかによって決まります。
GMT22時は取引日の開始時と終了時と見なされています。GMT22時ちょうどの時点で未決済のポジションは、ロールオーバーの対象となり、翌日まで未決済の状態にて保有されます。 22時1分の時点で開かれたポジションは、翌日までロールオーバーの対象になりませんが、21時59分に開かれたポジションはGMT22時の時点でロールオーバーが行われます。GMT22時の時点で未決済の各ポジションについての債権または債務が1時間以内にお客様の口座に表示されます。