ウィークリーテクニカル分析 川口一晃の厳選3銘柄

投稿日: 2025年4月14日06時23分(JST)投稿. 詳細を読む JP Blog

<ドル円>

  • トランプ砲の後にはアメリカの景気減速懸念より大きく下落。乱高下は続くものの、徐々に落ち着きを取り戻すであろう。買いスタンスで臨みたい。

140円を試す動きもあるが、反発期待。

ペンタゴンチャート上は

下値支持線と期待されたABラインを割り込んできたドル円は、一時、ADラインを割り込む場面もあった。しかし、B点が位置するペンタゴンのど真ん中の時間帯に下ヒゲの長いローソク足が出現している。つまり、ペンタゴンのど真ん中の時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性があるからだ。この場合、147円を窺う動きが考えられる。

  • 注目日 4月23日前後  

A点水準:約142円50銭  B点水準:約150円  C点水準:約139円50銭

D点水準:約142円50銭

<ゴールド>

  • 買いスタンス継続で、3,200ドル台に乗せてきた。しかし、乱高下も激しく、要注意。ここから押し目を形成か。売りスタンスで臨みたい。

ペンタゴンチャート上は

B点が位置する時間帯より大きく下落したのだが、B点が位置する時間帯より大きく下落。しかし、AEラインが下値支持線となると大きく上昇。高値更新からC点に引き寄せられた。

C点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性がある。上値抵抗線CEラインも存在することから、売りスタンスで臨みたい。

  • 注目日 4月11日前後

A点水準:約2,920ドル  B点水準:約3,150ドル  C点水準:約3,280ドル

E点水準:約3,150ドル

<ビットコイン円>

  • 下値を探る動きは続くものの、下げ止まりから反発期待。買いスタンスで臨みたい。

終値で1100万円台を維持している。1100万円を終値で割り込まない限りここからは反発期待。但し、上値は重たいか。

ペンタゴンチャート上は

A点が位置するペンタゴンのど真ん中の時間帯を通過した後も上値の重たい展開が続いている。しかし、右肩上がりのACラインが下値支持線となり、下げ止まる動きを見せている。したがって、ACDラインを維持している限り、買いスタンスで臨みたい。

この場合、1300万円狙いか。

  • 注目日 4月14日前後 

A点水準:約1050万円  B点水準:約1300万円  C点水準:約1150万円

D点水準:約1300万円  E点水準:約1300万円  F点水準:約1150万円

 


川口一晃(かわぐち・かずあき)

金融ジャーナリスト・経済評論家

1986年銀行系証券会社に入社。資産運用業務に従事。その後も銀行系投資顧問(現・三菱UFJ国際投信)三洋投信会社で11年間ファンドマネージャーを務める。その後、ブルームバーグL.Pに移りアプリケーションスペシャリストとして投信の評価システムを開発し、ブルームバーグL.Pを投信の評価機関にする。

1992年ペンタゴンチャートに出会い、方眼紙に手書きでペンタゴンチャートを描き始める。以降、現在に至るまで分析を続けており、国内第一人者として多数の著書を持つ。そして外資系証券会社等を経て2004年10月に独立、オフィスKAZ 代表取締役に就任。

ブログ:川口一晃の仮想通貨テクニカル分析

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