ウィークリーテクニカル分析 川口一晃の厳選3銘柄

投稿日: 2025年4月7日07時18分(JST)投稿. 詳細を読む JP Blog

<ドル円>

  • トランプ砲炸裂!大きく下落したものの、反発期待で買い。

理由の分かっている下落は慌てないことが肝心である。上値は抑えられているが、戻す場面もあると考えたい。直近の安値を割り込まないのであれば、反発上昇を期待。

ペンタゴンチャート上は

ADラインを割り込み右下にペンタゴンが描き足され弱気が広がった。しかし、右肩上がりのCDラインが下値支持線として控えていることに加え、先週末には下ヒゲの長い陽線が出現している。故に、ADラインを試す動きが考えられる。

  • 注目日 4月11日前後

A点水準:約142円50銭  B点水準:約138円  C点水準:約142円50銭

D点水準:約150円

<ゴールド>

  • 目標の3,200ドルを達成後に急落。しかし、3,000ドルを割り込まない限り、強気は維持されると考えている。買いスタンスで臨みたい。

ペンタゴンチャート上は

B点が位置するペンタゴンのど真ん中の時間帯を通過すると同時に上昇し、上値抵抗線ACラインを超えて3,200ドルに到達した。しかし、C点が位置する時間帯にかけて急落。下値支持線として存在していたACラインおよびBCラインを割り込んでしまった。

しかし、C点が位置する時間帯が変化日となり流れが変わる可能性があることに加え、右肩上がりのBEラインが下値支持線として控えていることから、下げ止まりから落ち着いた動きを期待できる。故に、BEラインを割り込まない限り、買いスタンスで。

  • 注目日 4月11日前後 

A点水準:約3,150ドル  B点水準:約2,920ドル  C点水準:約3,150ドル

D点水準:約3,280ドル  E点水準:約3,150ドル

<ビットコイン円>

  • ダブルボトムに近いパターンを形成か。下げ止まりから落ち着いた動きを期待。買いスタンスで臨みたい。

直近の安値を試す動きは残っているが、1100万円を割り込まないのであれば、落ち着いた動きになっていくことが考えられる。

ペンタゴンチャート上は

BEラインが上値抵抗線となり上値を抑えられている。しかし、E点が位置する時間帯が変化日となり流れが変わる可能性があることに加え、右肩上がりのDEラインが下値支持線として控えている。よって、下げ止まりから落ち着いた動きになっていこう。

  • 注目日 4月10日前後

A点水準:約900万円  B点水準:約1300万円  C点水準:約1550万円

D点水準:約1050万円  E点水準:約1300万円  F点水準:約1150万円


川口一晃(かわぐち・かずあき)

金融ジャーナリスト・経済評論家

1986年銀行系証券会社に入社。資産運用業務に従事。その後も銀行系投資顧問(現・三菱UFJ国際投信)三洋投信会社で11年間ファンドマネージャーを務める。その後、ブルームバーグL.Pに移りアプリケーションスペシャリストとして投信の評価システムを開発し、ブルームバーグL.Pを投信の評価機関にする。

1992年ペンタゴンチャートに出会い、方眼紙に手書きでペンタゴンチャートを描き始める。以降、現在に至るまで分析を続けており、国内第一人者として多数の著書を持つ。そして外資系証券会社等を経て2004年10月に独立、オフィスKAZ 代表取締役に就任。

ブログ:川口一晃の仮想通貨テクニカル分析

オフィシャルサイト:コレモナニカノ円

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