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日銀の金融政策決定会合での利上げ観測が高まっている。材料出尽くしからの反転上昇もあり得るが、日米金利差縮小から上値の重たい展開が続くであろう。
ペンタゴンチャートでは、
Ｂ点が位置する時間帯を通過した直後より値を下げ、ＡＣラインから下放れてきた。
右肩上がりのＢＣラインが下値支持線になる可能性はあるものの、157円15銭を超えない限り上値の重たい展開が続き154円から153円を試す動きになっていこう。
Ａ点水準：約157円50銭 Ｂ点水準：約150円 Ｃ点水準：約162円
Ｄ点水準：約154円50銭
2,600ドルから2,800ドルのレンジでのもち合いが続いている。直近では上値および下値は切り上げながら高値水準に接近している。
ペンタゴンチャートでは
上値抵抗線として存在していたＡＢラインを超えて上昇が続いている。しかも、右肩上がりのＢＣラインに沿ってＣ点を窺がう動きとなっている。すなわち、2,800ドルを窺がう動きを期待出来よう。ただし、Ｃ点が位置する時間帯を通過した後に、流れが変わる可能性はある。
Ａ点水準：約2,920ドル Ｂ点水準：約2,550ドル Ｃ点水準：約2,780ドル
Ｄ点水準：約2,700ドル
高値でのもち合いが続いていたが1400万円で下値を確認。しかも、下ヒゲの長いローソク足が出現した直後より大きく上昇に転じている。高値にチャレンジか。
ペンタゴンチャートでは、
上値抵抗線ＡＢラインに到達すると同時に下ヒゲの長いローソク足が出現。その後は上昇に転じ右肩下がりの上値抵抗線ＡＣラインを超えて高値に接近している。ＡＣラインを超えてきたことで高値更新の可能性が高くなり、ＡＤライン（1700万円）を窺がう動きを期待出来よう。
Ａ点水準：約1700万円 Ｂ点水準：約1300万円 Ｃ点水準：約1550万円
Ｄ点水準：約1700万円
金融ジャーナリスト・経済評論家
1986年銀行系証券会社に入社。資産運用業務に従事。その後も銀行系投資顧問（現・三菱UFJ国際投信）三洋投信会社で11年間ファンドマネージャーを務める。その後、ブルームバーグL.Pに移りアプリケーションスペシャリストとして投信の評価システムを開発し、ブルームバーグL.Pを投信の評価機関にする。
1992年ペンタゴンチャートに出会い、方眼紙に手書きでペンタゴンチャートを描き始める。以降、現在に至るまで分析を続けており、国内第一人者として多数の著書を持つ。そして外資系証券会社等を経て2004年10月に独立、オフィスKAZ 代表取締役に就任。
ブログ：川口一晃の仮想通貨テクニカル分析
オフィシャルサイト：コレモナニカノ円
YouTube LIVE番組：川口一晃のペンタゴンチャンネル
