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FOMCと日銀の金融政策決定会合を控え、上値の重たい展開になると思いきや、日銀の利上げ観測後退より153円台に乗せてきた。米国の利下げがあったても、0.25%であれば、下落は一時的でドルは堅調さを保つと考えたい。
ペンタゴンチャートでは、
ADラインが下値支持線となり上昇に転じ、B点が位置するペンタゴンのど真ん中の時間帯に大きな陽線が出現している。上昇した分、週明けに押す場面の可能性もあるが、150円を割り込まない限りは堅調な展開は続き、BDラインを超えて155円を試す動きが考えられる。
A点水準:約150円 B点水準:約154円50銭 C点水準:約162円
D点水準:約150円
2,650ドルが下値の節目として効いている。2,650ドルを割り込まない限り強気は続くと考えたい。
ペンタゴンチャートでは
B点が位置する時間帯より再び上昇。右肩上がりのBCDラインに沿って値を上げている。
C点が位置する時間帯が変化日となり下落に転じたとしても、下値は限定的であり2,650ドルを割り込まない限りは高値を窺がう動きは続こう。
A点水準:約2,780ドル B点水準:約2,550ドル C点水準:約2,700ドル
D点水準:約2,920ドル E点水準:約2,550ドル
節目の1400万円を割り込むことなく堅調な展開が続いている。先週末には高値を更新し1600万円に迫っている。
ペンタゴンチャートでは
A点が位置する時間帯に下げ止まると、右肩上がりのBCラインに沿って値を上げている。
週明けにC点が位置するペンタゴンのど真ん中の時間帯を通過する。したがって、ど真ん中の時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性はある。ただし、BCDラインを割り込まない限り上昇トレンドは続くと考えられる。1600万円にチャレンジか。
A点水準:約1700万円 B点水準:約1450万円 C点水準:約1550万円
D点水準:約1700万円
金融ジャーナリスト・経済評論家
1986年銀行系証券会社に入社。資産運用業務に従事。その後も銀行系投資顧問(現・三菱UFJ国際投信)三洋投信会社で11年間ファンドマネージャーを務める。その後、ブルームバーグL.Pに移りアプリケーションスペシャリストとして投信の評価システムを開発し、ブルームバーグL.Pを投信の評価機関にする。
1992年ペンタゴンチャートに出会い、方眼紙に手書きでペンタゴンチャートを描き始める。以降、現在に至るまで分析を続けており、国内第一人者として多数の著書を持つ。そして外資系証券会社等を経て2004年10月に独立、オフィスKAZ 代表取締役に就任。
ブログ:川口一晃の仮想通貨テクニカル分析
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