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大きく下落したことから、目先の上昇トレンドは終焉したと考えられる。下値として147円前後を考えたい。その後の反発上昇では151円を試す動きか。
ペンタゴンチャートでは
A点が位置する時間帯より下落が続いている。下値支持線として期待されたACラインを割り込み、更には強い下値支持線として期待していたAEラインをも下回り、真下に新しいペンタゴンが描き足された。通常であれば、弱気が広がる場面である。
ただし、B点が位置する時間帯が変化日となる可能性があることに加え、ADラインが下値支持線として控えている。下げ止まる動きが出てくると考えたい。
A点水準:約150円 B点水準:約138円 C点水準:約154円50銭
D点水準:約145円50銭 E点水準:約150円
先週の前半に大きく値を下げるも、戻りは鈍い。先週の高値水準である2,750ドルが戻りの限界と考えたい。その後は2,600ドルを試す動きか。
ペンタンゴンチャートでは
A点が位置する時間帯より上昇に転じていたが、B点が位置するペンタゴンのど真ん中の時間帯に大きな陰線を示現すると、上値の重たい展開となっている。右肩下がりのBDラインが上値抵抗線として存在していることから、上値は重たいと考えている。
A点水準:約2,560ドル B点水準:約2,920ドル C点水準:約2,700ドル
1,500万円台を回復する可能性もあるが、先週の戻りの弱さから上値は限定的と考えたい。その後は再び1,400万円台を維持することが出来るのか否かが焦点となっていこう。
ペンタゴンチャートでは
高値からの下落は右肩上がりのACラインが下値支持線となり下げ止まったのだが、その反発上昇力は弱く1,400円台を回復することが出来ずにいる。特に、右肩下がりのBCDラインが上値抵抗線となることに加え、C点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わってくる可能性がある。下値は1,400ドルを試す動きになってこよう。
A点水準:約1,300万円 B点水準:約1,700万円 C点水準:約1,450万円
D点水準:約1,300万円
金融ジャーナリスト・経済評論家
1986年銀行系証券会社に入社。資産運用業務に従事。その後も銀行系投資顧問(現・三菱UFJ国際投信)三洋投信会社で11年間ファンドマネージャーを務める。その後、ブルームバーグL.Pに移りアプリケーションスペシャリストとして投信の評価システムを開発し、ブルームバーグL.Pを投信の評価機関にする。
1992年ペンタゴンチャートに出会い、方眼紙に手書きでペンタゴンチャートを描き始める。以降、現在に至るまで分析を続けており、国内第一人者として多数の著書を持つ。そして外資系証券会社等を経て2004年10月に独立、オフィスKAZ 代表取締役に就任。
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