ウィークリーテクニカル分析 川口一晃の厳選3銘柄

投稿日: 2024年11月25日07時37分(JST)投稿. 詳細を読む JP Blog

<ドル円>

  • 高値水準でのもち合い続くが、調整色が強まる。下落。

基本的には上昇トレンドが続くと考えられるが、目先は押し目を形成する可能性がある。

堅調な展開が続いていたドル円はA点が位置する時間帯に高値を示現すると、上値でのもち合いが続いている。

来週はB点が位置する時間帯を通過する。つまり、流れが変わる可能性がある。加えて、右肩下げりのBCラインが上値抵抗線として控えている。よって、押し目を形成する可能性がある。

ただし、ACラインを割り込まない限り、上昇トレンドは続くと考えている。

  • 注目日 11月27日前後

A点水準:約150円  B点水準:約157円50銭  C点水準:約154円50銭

D点水準:約150円

<ゴールド>

  • 高値を窺がうも、週明けの動きに注目。上値は重たくなる。

週初こそ2,750ドルから2,800ドルと高値に接近する可能性はあるものの、一気に高値を更新する確率は低く、上値は重たくなることが考えられる。2,700ドルを中心とした動きか。

右肩下がりのABラインに沿って値を下げたものの、B点が位置する時間帯が変化日となり、再び上昇している。

ここではC点に注目したい。先週末にC点が位置するペンタゴンのど真ん中の時間帯に到達した。したがって、ペンタゴンのど真ん中の時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性がある。しかも、右肩下がりのCEラインが上値抵抗線として存在している。故に、徐々に上値は重たくなると考えたい。

  • 注目日 12月4日前後

A点水準:約2,700ドル  B点水準:約2,560ドル  C点水準:約2,780ドル

D点水準:約2,560ドル  E点水準:約2,700ドル

<ビットコイン>

  • 最高値の更新は続くかもしれないが、上値は重たくなる。

1,600万円台に乗せる可能性はあるが急激な上昇が続いていることからも、徐々に上値は重たくなっていくことが考えられる。。

A点が位置する時間帯を通過した後も値を下げることなく、右肩上がりのABラインに沿って値を上げている。ただし、ABラインは急角度のラインであるだけに、このままB点に到達するとは考えにくい。したがって、徐々に上値は重たくなっていくことが考えられる。

まずは、1,400万円を試す動きか。

  • 注目日 11月28日前後  

A点水準:約1,300万円  B点水準:約1,700万円  C点水準:約1,350万円

D点水準:約1,300万円


川口一晃(かわぐち・かずあき)

金融ジャーナリスト・経済評論家

1986年銀行系証券会社に入社。資産運用業務に従事。その後も銀行系投資顧問(現・三菱UFJ国際投信)三洋投信会社で11年間ファンドマネージャーを務める。その後、ブルームバーグL.Pに移りアプリケーションスペシャリストとして投信の評価システムを開発し、ブルームバーグL.Pを投信の評価機関にする。

1992年ペンタゴンチャートに出会い、方眼紙に手書きでペンタゴンチャートを描き始める。以降、現在に至るまで分析を続けており、国内第一人者として多数の著書を持つ。そして外資系証券会社等を経て2004年10月に独立、オフィスKAZ 代表取締役に就任。

ブログ:川口一晃の仮想通貨テクニカル分析

オフィシャルサイト:コレモナニカノ円

YouTube LIVE番組:川口一晃のペンタゴンチャンネル

YouTube LIVE番組:酒匂×川口のゴールデンアワー